私は、いわゆる「完璧主義」だ。
小さい頃からそうだった。
学校の宿題は絶対に早く終わらせて、
忘れ物なんて一度もしない。
怒られるのが嫌で、言われたことはすべて完璧にこなしてきた。
だからなのか、大人になって“できないこと”に出会ったとき、
完璧にできなかった自分を、つい強く責めてしまう。
その癖が、社会人になってから本当にしんどい。
小さい頃から積み重ねてきた習慣や思考のクセは、
そう簡単に変えられるものじゃない。
でも、結局傷つけているのはいつも「自分」だ。
だから最近は、自分に言い聞かせるようにしている。
――あなたは悪くないよ。
――間違えてもいいんだよ。
と。
同じように完璧主義で苦しんでいる人は、きっと他にもいるはず。
だけど、その考え方のままだと、この世の中は少し生きづらい。
間違えてもいい。
間違えたって、誰かを殺すわけでもないし、
自分の人生が終わるわけでもない。
「大丈夫、大丈夫。」
そうやって自分の肩を軽く叩くように、今日も言い聞かせる。
少しずつでいい。
ゆっくりでいい。
完璧主義から、すこし離れられますように。


