最近ふと、こんなことを考えた。
もしこの世界に“お金”がなかったら、
私はいったい何をして生きたいんだろうって。
ずっと私は、美容やダイエットの記事を書いてきた。
それはそれで好きだし、誰かの役に立てるものだと思っていた。
でも、心の奥にはずっと小さな声があった。
「本当に書きたいのは、これじゃないよ」
と、ささやくみたいに。
お金のことをいったん外して考えた瞬間、
その声がはっきり聞こえた。
――私は、誰かがしんどい夜にそっと寄り添える文章を書きたい。
そう気づいたら、胸の中がふっと軽くなった。
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必要とされてないと思っていた20代前半の私へ
20代前半の私は、ずっと焦っていた。
何を目指したらいいのかわからなくて、
転職もたくさんして、
仕事が3年と続かない自分を“弱い”と思っていた。
「こんな私はどこからも必要とされてないんだ」
そう思ってしまう夜が何度もあった。
でも、今の私は違う。
今の職場では、ちゃんと必要とされている。
私が前向きに捉えると、
不思議なくらい職場の空気も優しくなっていく。
あの頃の私は、ただ“自分の道”を探していただけだったんだ。
あの悩みはムダじゃなかった。
むしろ、今の私をつくってくれた大事な時間だったんだと思う。
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不安のない世界で、私はきっと文章を書いている
もし不安が何ひとつない世界があったら、
私は何をしていたいんだろう？
その答えを考えたとき、
自然と浮かんだのは、
「誰かの心に寄り添う文章を書いてる自分」
だった。
想像しただけで、ちょっとワクワクした。
人生って、ほんの少しだけ“ワクワクする方向”に動くだけで
見える景色が変わるんだと思う。
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この場所を、誰かの夜に寄り添うブログにしていきたい
これからは、自分の記録ではなく、
読んでくれた“あなた”に向けた手紙のような文章を書いていきたい。
落ち込んだ日の深夜に検索して、
たまたまここにたどり着いた誰かの
心が少しでも軽くなるように。
そんな場所にしていけたらいいなと思う。
ここから、また始めます。
